行政書士小川真事務所のブログ | 外国人ビザや各種許認可などの手続での悩みは埼玉県越谷市の行政書士小川真事務所にご相談ください。

こんにちは。

11月に入り、だいぶ秋らしい気候になってきました。
前回のブログ更新が8月でしたので、その頃と比べるとだいぶ過ごしやすい日が多くなってきました。
もう来月は12月かと思うと1年が過ぎるのはあっという間ですね。

さて、先日弊所にご依頼いただいておりました在留資格「技能」の在留資格認定証明書交付申請が2度目の申請で無事に許可されました。
このご相談を受けたのが2022年11月でしたので、許可が出るまで約2年かかったということになります。

1度目の申請は結果が出るまでに約10カ月がかかりました。結果は不許可。
その後不許可理由を入管側にヒアリングし、リカバリーできそうだったので1度目の申請で不許可理由となったところを解消したうえで満を持して2度目の申請をしたところ、今度は審査結果がでるまでに約6ヶ月がかかり無事に許可となりました。

ご依頼者様も大変喜んでおりましたが、同時にこれだけ時間がかかるとは思っていなかったとも漏らしていました。
私もここまで時間がかかった案件は開業以来初めてでしたので、何度も進捗状況を確認していましたが、
入管側曰く「マンパワー不足によって審査の処理が間に合っていない。審査件数も以前に比べて増えているので余計に時間がかかっている」とのことでした。

たしかに入管側の言い分も分かるのですが、雇用主さん側からしてみればビジネスチャンスのタイミングを見計らったうえで人材採用計画をしているわけでこれだけ審査に時間がかかってしまうと採用計画が狂い、ビジネスチャンスを失ってしまうことになってしまいます。最悪の場合、採用そのものがなくなってしまうこともあると思います。
一応入管のHPには目安の期間3か月とも明記してあるので、なんとかその期間で審査処理をしてもらいたいと強く思った今回の出来事でした。

何はともあれ、無事に許可が出て良かったです！
　
今年も残り2ヶ月を切りました。気を抜かず頑張っていきたいと思います。

それでは、また。